ゴール後、ホテルに帰るまでが一番つらかったです。足が痛くて痛くて、ホテルの玄関前にある4段の階段が恨めしかったぐらいです。
翌日の午前中、駅の階段を登れる気がせず、エレベーターを使いました。
ところがその日の午後になってくると、なんだか普通に歩けるようになっている自分を発見しました。ゴールしてからまだ24時間後です。
さらにその翌日、ゴール後2日目、筋肉痛がどこかに行っています。歩く分には全く普段と変わりません。駅の階段だって、いつもと同じように登れます。試しに少し走ってみると、やはりさすがに足が重かったです。
3日目、もう全然いつもと変わりません。筋肉痛は全くなし。走るのもスクワットも出来ます。ちなみに僕はレース後も高知に残りぶらぶらしていたのですが、この日は河原でキャンプ、朝はジョギング、午後はカヌーで川下りも楽しみました。
20代で初めてフルマラソンを走った後は1週間ぐらい足を引きずって歩いていたというのに、もうすぐ50歳になる今は100キロ走っても丸1日で復活できてしまう。
年を食っているのに回復力が高まっているというこの事実。普通は反対ですよね。
秘密はやはりクロスフィット式トレーニング方法にあると思います。
普段から筋肉痛をオトモダチとし、そこから回復してまた痛めつけるの連続ですから、体が慣れているのですね。
ちなみに僕はサプリメントの類は一切摂りません。筋肉痛から回復するためにしたことと言えば、冷水シャワーで冷やしたぐらいです。
村上春樹さんがご自分のことを「優秀なランナーではないが、丈夫なランナー」であることは間違いないと書いていますが、俺はもっとそうだよと主張したい。
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